震源分布図

震源分布図は、平面図と断面図から成っています。平面図は、ある期間内に発 生した地震の震央を地図上にプロットしたもの、断面図は、ある鉛直面の両側 の震源をその面に投影した図です。たとえば、平面図が東西南北の緯線と経線で 区切られた範囲の場合、断面図は、東西断面図、南北断面図などと呼ばれます。

それぞれの図には、○印で地震の震源を表示しています。 シンボルの色で地震の種類を、大きさでマグニチュードを示します。 ここでは、通常の地震と低周波地震を区別してプロットしています。 低周波地震とは、普通の地震よりもゆっくり揺れる地震のことで、 水やマグマなどの流体の挙動に関連すると考えられています。

通常の地震 低周波地震